♯4『スポーツ外傷』と『スポーツ障害』何が違う?

スポーツに起こるけがは、『スポーツ外傷』『スポーツ障害』の2つに分けることができます。

 

『スポーツ外傷』

「足を捻った」や「相手とぶつかった」、「ボールが当たった」など1回の衝撃で起こるけがのこと言います。

 

『スポーツ障害』

 「走るとだんだん痛くなる」や「練習終わると腰が痛くなる」、「日に日に痛みが強くなってきた」など、明らかな原因はないのに、ある一定の場所の痛みが続いて起こるけがのことを言います。

     
  スポーツ外傷 スポーツ障害
発生
メカニズム
1回の衝撃で生じる怪我 繰り返し加わるストレスで
生じる怪我
主な疾患 骨折、捻挫、脱臼、打撲、
肉離れ、脳振盪など
野球肘、テニス肘、ジャンパー膝、
ランナー膝、シンスプリントなど
発生の場面や
要因
コンタクト(接触)、
ジャンプの着地、
ダッシュや切り返しの時など
オーバーユース(使いすぎ)、
過多な練習量、ケア不足、
不良なフォーム、アライメント不良など
     

 スポーツ外傷の多くは、受傷の部位やその程度により手術やギプス固定が必要となり、適切な処置と治療、リハビリで時間の経過とともに痛みも取れますが、『スポーツ障害』は、オーバーユース(使いすぎ)やアライメントの不良、からだの使い方、体力面など色々な原因が考られ、その多くは自分で気付かないうちに徐々に痛みが出てきます。本人も周囲も原因が分からないまま、練習を休んだり参加したりを繰り返したりするので、治療も長期化することがあります。

 トレーニング方法や姿勢、アライメントの不良だけではなく、練習時間や施設環境なども原因となります。日頃から、からだの状態(コンディション)を把握すことが重要です。成長期のけがは、大人になってからも慢性的な痛みとして残ることもあるので、痛みがあるときは無理せずに、医療機関または当院にご相談ください。

 

けがに対して早期に適切な処置を行わなかったために、『スポーツ障害』へ繋がってしまうことがあります。

スポーツ中のけがや、痛みが続いているなどお困りの方は一度ご相談ください。

安心して競技に取り組めるようにサポートいたします。

スポーツおきなわ接骨院

那覇市天久1131-9

☎090ー8292ー2669

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